お中元に添える挨拶状(送り状)の書き方と例文/文例

お中元に添える挨拶状(送り状)の書き方と例文/文例

お中元の場合、最近はデパートなどから直送するのが一般的になっていますが、その場合は送り状を兼ねた挨拶状を添えるのがマナーです。

※お中元の時期は7月前半まで。それ以降の場合は「暑中見舞い」の形をとる。

 

お中元の挨拶状/送り状 夫の仕事関係へのお中元の挨拶

拝啓 長かった梅雨も明け、夏本番を迎えましたが、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。日ごろは主人が大変お世話になり、心から感謝申し上げます。

 

つきましては、ささやかながらお礼のしるしまでに、本日○○デパートより冷酒の詰合せをお送りいたしましたので、ご笑納いただければ幸いです。ご多用のこととは存じますが、暑さ厳しくなる折から、ご自愛専一にお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。  

 

まずは、とり急ぎご挨拶まで。 敬具
                               山○ 一郎
                                   内

お中元の挨拶状 送り状を兼ねて

暑中お見舞い申し上げます。
例年になく過ごしやすい日がつづいておりますが、皆様お変わりございませんでしょうか。当方も皆つつがなく暮らしておりますのでご休心ください。

 

本日は、夏のご挨拶と日ごろのご無沙汰のお詫びに、ささやかなお中元の品を別送いたしましたのでご笑納ください。ご家族様のますますのご健康をお祈りしております。

 

お中元の挨拶状/送り状 8月に入ってから贈る場合

ご無沙汰いたしております。猛暑の毎日がつづきますが、○○様にはお元気でご活躍のことと存じます。本日は暑中お伺いのしるしに、月並みではございますが、そうめんを一箱お送り申し上げましたのでご笑納ください。まだまだ暑さ厳しきおり、どうぞご自愛くださいますようお祈り申し上げます。

 

お中元の挨拶状/送り状 取引先へ贈る場合

謹啓 時下ますますご清祥のことと存じます。また、平素はひとかたならぬご厚情を賜り、厚くお礼を申し上げます。

 

本日は、日ごろのご愛顧へのお礼といたしまして、心ばかりのお中元の品をお送りいたしました。本来ならばお伺いいたしましてご挨拶申し上げるべきところでございますが、業務多忙のおりに、お邪魔するのもかえってご迷惑かと、差し控えさせていただきました。

 

今後ともご高配賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶に代えさせていただきます。謹言

 

お中元の挨拶状(送り状)でよく使われる言い回し
  • つきましては、お中元のご挨拶のしるしに…
  • 書中お伺いを兼ねまして…
  • 感謝の気持ちに代え、本日心ばかりの品をお送りいたしました。
  • 平素賜っておりますご厚誼へのお礼として…
  • 日ごろお世話になっている皆様に、感謝の意を込め…

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