早期退職・中途退職の通知・挨拶状の書き方と文例・例文

早期退職・中途退職の通知・挨拶状の文例・例文

懲戒免職など、問題を起こしての退社ではないという断り書きの意味で。 「一身上の都合により」 としてもよいでしょう。

 

中途退職の通知・挨拶状の基本文例

拝啓 本年も残すところわずかとなりましたが、いよいよご清栄のこととお喜び申し上げます。

 

さて、私こと○月○日をもちまして。○年間お世話になりました○○株式会社を円満退社いたしました。在社中はあたたかいご指導ご支援をいただきまして、ここにあらためて厚く御礼を申し上げます。今後は、故郷の北海道に戻り、家業の○○を継ぐべく修業することになりました。これまでとはまったく違った世界に足を踏み出すことになりますが、精一杯職務に励んでまいりたいと存じます。皆さまにはどうかこれからもお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

 

本来ならば、拝眉のうえご報告申し上げるところ、略儀ながら書中にてご挨拶とさせていただきます。 敬具

 

その他の言い回し
  • 今後ともこれまでの経験を生かし、力を尽くしてまいりたいと存じます。
  • 心機一転、新しい世界に飛び込むことになりました。
  • どうか倍旧のご支援ご指導のほど、心よりお願い申し上げます。

 

早期退職の通知・挨拶状

拝啓 時下ますますご清栄のことと存じます。。

 

さて、私儀 このたび、三十余年間勤務した株式会社○○を退職いたしました。在職中は公私にわたりお世話になりまして、まことにありがとうございました。余力のある時期に、自分の時間を存分にもてることを好機ととらえ、また新しい人生を切り開きたいと考えております。

 

皆さまには、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほどを心よりお願い申し上げます。 敬具

※人員削減などによる早期退職の場合、事情にはあえて触れなくてもよい。なるべくプラス思考でとらえた表現にしましょう。

 

健康上の理由で中途退職するときの通知・挨拶状

拝啓 残暑お見舞い申し上げます。

 

さて、私儀、このたび一身上の都合により、○○商事を退社いたしました。数年前より患っておりました肺の状態が思わしくなく、この際思い切って故郷に帰り、療養に専念することになった次第です。

 

末筆ながら、在職中、皆さまより賜りましたご厚情に感謝申し上げ、略儀ながらご挨拶とさせていただきます。 敬具

※症状の説明は簡潔に。「病気で仕事をやめる」のではなく「治すために退職する」という姿勢で。

 

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