贈り物のお礼やプレゼントのお礼状の書き方と文例・例文

贈り物のお礼やプレゼントのお礼状 文例/例文

贈り物やプレゼントをいただいた場合のお礼状で一番大切なのは、礼を失することがないようになるべく早く出すことです。 少なくとも一週間以内に出さなければ、「お礼状」としての意味は半減してしまいます。また、先方に無事に届いたことを通知する意味もあります。

 

なお妻が夫の代わりに代筆する場合は、差出し人は夫の名前で、その左下に小さく「内」という字を入れます。若い世代では、普通に夫婦の連名でもかまいません。

 

相手との関係性から、失礼にならない程度の近しい間柄の場合には、今回の文例を自由にカスタマイズして、感謝の気持ちを手紙ではなくメールでもかまいません。ただし、目上の人などには封書にするのがマナー(礼儀)です。

 

贈り物をいただいた場合のお礼状 基本文例

 

拝復 @ 皆様にはお元気でお過ごしとのこと、なによりでございます。私どもも家族一同変わりなく暮らしておりますのでご安心ください。

 

さて、本日は御地名産のみごとな○○をお送りいただき、まことにありがとうございました。A 当地では○○はなかなか入手できず、みずみずしい味を家族で堪能させていただきました。いつもながらお気にかけていただき、ほんとうに感謝しております。

 

天候不順のおり、どうか皆様ご自愛くださいますよう、お祈り申し上げます。
本日はとり急ぎお礼まで。                         敬具

 

 

 

@ お中元、お歳暮以外の贈答品には、お互いのご機嫌伺いの意味もあります。家族が元気で暮らしていることを伝えましょう。
≪他の言い回し≫
・ますますご活躍のご様子、まことに喜ばしいことと存じます。

 

A 贈られたものを称賛する表現はなるべく具体的に書きましょう。また、必要に応じて届いたときの状態や相手の品選びの確かさにもふれるようにしましょう。
≪他の言い回し≫
・こんな新鮮でおいしい…
・さすが本場の味と感嘆いたしました。
・やはり○○は御地の品に限ります。
・鮮度を保ったまま届きました。
・○○様のお選びになる品はいつも確かで…

 

贈り物をいただいた場合のお礼状

拝啓 弥生の候、ますます御清栄のこととお慶び申し上げます。いつもお心にかけていただき、ありがたく存じます。御無沙汰ばかりしておりますが、皆様お元気とのこと、私も安堵致しております。こちらは相変わらず皆元気でやっております。他事ながらご休心下さい。

 

さて、今年もまた大変に美味しい○○をいただき、恐縮に存じます。厚くお礼申し上げます。失礼ながらいつもこの時期になりますと、○○を楽しみに待っている次第です。やはり名産物といわれている○○の事、味わいがございます。お心遣いに対し、深くお礼申し上げます。

 

ところで、お時間がございましたら是非こちらの方にも遊びにいらして下さい。おかまいはできませんが、楽しみに待っております。お礼のしるしまでに粗品をお送り致しますので、ご笑納下されば幸いと存じます。皆様ご自愛のほどお祈り致しております。

 

上、略式ながらお礼まで。敬具

 

贈り物をいただいた場合のお礼状 旅行のお土産をいただいて

前略 ごていねいにお土産をお送りいただきましてありがとうございます。珍しい意匠(デザイン)に異国の香りを感じました。ご夫婦水入らずのご旅行でしたのに、お気をつかわせてしまい恐縮しております。

 

いずれ近いうち、お話のおみやげのほうも伺わせていただきたいと思っております。

 

本日はまずは御礼のみにて。 草々

 

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