転居通知を兼ねた結婚の挨拶状の書き方と文例・例文
挙式後、新婚旅行から帰宅したらすぐに結婚の通知を出します。新生活を始めたことの挨拶や今後の交誼のお願いを述べます。「未熟者のふたりですが、よろしくご指導のほどを」 という表現が一般的です。
また新生活を新居で迎える場合、転居通知も兼ねて挨拶状とします。
●類語・慣用句
交際期間も短いものではありましたが
運命の赤い糸とは
長い独身生活にもようやく終止符を
結婚に際しましていろいろなご厚情を賜り
このたび良縁を得て
若輩の二人ではありますが
あたたかい友情で見守っていただきたいと
皆様のお励ましを頂いて再婚の儀を
新居へもお出かけ下さいますよう
幾久しく御厚情賜りますよう
転居通知を兼ねた結婚の挨拶状 (文例・例文)
拝啓、浅春の候、皆様ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。いつもひとかたならぬお引き立てを賜り、厚く御礼を申し上げます。さて私たち、このたび結婚いたしまして、ささやかながら下記にて新生活を始めました。○○駅から徒歩で10分ほどのところです。まだまだ未熟なところも多い二人ではございますが、お互いにパートナーシップを発揮しあって、これからの人生を歩んでまいりたいと思っております。
どうぞ今後とも、皆様のご指導と末永いご交情を心よりお願い申し上げます。 敬具
○○年○月○日
佐藤○男
○子
(旧姓 佐々木)
電話
その他の引越し/転居通知の参考文例
転居通知を兼ねた結婚の挨拶状(文例・例文)
引越しのお知らせ
柔らかな春の日差しがうれしい季節になり、皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。
さて、このたび私どもは下記に引越いたしました。近くには、環境の整った○○公園があり、閑静な住宅街といったところです。近くへお寄りの際は、ぜひご一報ください。皆様のお越しをお待ちしております。
平成 年 月 吉日
記
山○一郎
恭子
新住所
〒□□□1 ○○県○○市○○町1番1号
電話番号 000-000-0000
引越し/転居の通知・連絡・お知らせ A (文例・例文)
秋晴れのすがすがしい毎日が続いておりますが、皆様お変わりございませんでしょうか。この夏、皆さまにご祝福いただき結婚式を挙げた私たちですが、このたびささやかな新居が見つかり、左記の住所へ転居いたしましたので、お知らせいたします。お手数ですが、お手元の住所録の訂正をお願い申し上げます。
新居は、地下鉄○○線の○○駅から徒歩十分。駅周辺のにぎやかな通りを抜けた、公園近くのマンションです。ひとまず片付けも終わりましたので、是非一度、遊びに来てください。
平成○年○月吉日
・住 所
・電話番号
山本○○ 恵子
引越し/転居の通知・連絡・お知らせ B (文例・例文)
拝啓 時下ますますご健勝のほどお喜び申し上げます。
さて、かねてより札幌に建築中の小宅がこのほどようやく竣工し、下記に引っ越し致しました。狭い土地にまことに粗末な家ですのでまさに兎小屋のようなものですが、わが家と名がつくものだけにそれなりに満足しております。また、騒音も少なく落ち着いた場所であることは精神衛生上喜ばしいことです。こちらの方面にお越しのおりには是非お立ち寄りください。
・住 所
・電話番号
・最寄りの駅 ○○駅より徒歩15分
上、転居のご報告かたがたご挨拶申し上げます。末筆ながら皆様のご健康とますますのご発展をこころよりお祈り申し上げます。敬具
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