四十九日/49日法要の案内状の書き方と文例・例文
近況報告でも挨拶状でもありませんから、その種の内容は盛り込まず、形式に基づいて事務的に表現するのが適切です。故人の呼び方は法名(戒名)で呼んでも 「亡父」 「亡母」でもかまいません。法要(回向)のあとには食事を出すことが多いので、時間設定にも工夫が必要です。
四十九日/49日法要の案内状(文例・例文) 縦書き
謹啓 向春の候 皆様にはつつがなくお過ごしのことと拝察申し上げます 先般 父○○永眠に際しましては ご懇篤(こんとく)なご弔詞(ちょうし)ならびにご芳志を賜りまして 厚く御礼を申し上げます
さて来る○月○は 四十九日にあたりますので 生前にご厚誼を賜りました方々にお集まりいただき 心ばかりの法会を行いたく存じます
あつかましいこととは存じますが 同日午後○時 拙宅までお運びくださいますようお願い申し上げます
なお 当日は回向が済みましてから粗餐(そさん)を用意しておりますので そのご予定でおいでくださいますよう お願い申し上げます 亡き父生前のご回想などお聞かせ願えれば幸いに存じております
まずは書中でお知らせまで 敬具
○○年○月○日
山 岡 ○ 人
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