告別式の世話役(故人の友人)のスピーチの文例
告別式のスピーチ 世話役の謝辞/あいさつ (故人の友人の場合)
本日はお忙しい中を、皆様、まことにありがとうございました。私くし、故人の学生時代からの旧友の○○と申します。僭越(せんえつ)ではございますが、ご遺族ならびにご親族に代わりまして、ひと言ご挨拶を述べさせていただきます。
私は故人とは同じ大学の同じ教室に学び、同じ○○部にも籍をおき、以来30年、変わらぬ交際をさせていただいてきたわけでございます。その中で故人がよくロにしておられましたのは 『無償の行為』 という言葉でございました。その言葉どおり、故人は非常に面倒見がよく、私ももちろん、他の学友でも彼のそうした行為に助けられた者が、何人いるか知れないほどでございます。本日こうして大勢の方々のご会葬を賜ることができましたのも、故人のそうした人徳のゆえではないかと存じます。それだけに、もっと長生きをしていただきたかったと、残念でなりません。
しかし、本日こうして皆様の暖かいお心に送られて、故人も安らかに旅立って行くことができたことと存じます。ありがとうございました。
今後、ご遺族に対しましても、故人の生前と変わることなくご交際くださいますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。