お中元のお礼状の書き方と文例
お礼状はいただいた本人が書くのが原則ですが、お中元やお歳暮などの場合、忙しい夫に代わって妻が書くこともあります。もらいっぱなしにするのは禁物です。はがきでもかまいませんので、必ず礼状を書きましょう。
妻が代筆の場合は、差出人に夫の名前で書き、夫の名前の左下に小さく 「内」 と書き添えます。ただし親戚など、日頃から親しくしている相手に出すときは、「内」 とするとよそよそしい感じがしますから、妻の名前にしたほうがよいでしょう。
夫の仕事関係者へのお中元のお礼状 (文例/例文)
拝復 連日暑い日が続いておりますが、○○様におかれましてはますますご健勝のことと、心からお喜び申し上げます。平素は一方ならぬご高配を賜り、ありがたく厚くお礼申し上げます。
さて、このたびは丁重なご挨拶とお中元の品をお贈りいただきまして、まことにありがとうございました。平素は私どものほうこそ何かとお世話になっておりますのに、このようなお心遣いをいただき、恐縮しております。
末筆ながら、ご家族皆様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。 敬具
山 下 学
内
夫の部下へのお中元のお礼状 (文例)
お暑い毎日でございますが、皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。平素は主人がたいへんお世話になっておりますうえに、また、この度はまことに結構なお品を恵贈(けいぞう)いただきまして、ありがとうございました。お心にかけていただき恐縮いたしております。暑さの折柄おりからますます御健康でご活躍のほど、陰ながらご祈念申し上げます。
まずはお礼まで。 かしこ
山 下 学
内