始末書(お詫び状)の書き方と書式と文例・例文

始末書(お詫び状)の書き方と書式と文例・例文

ミスをした時に冗談で 「始末書ものだな」 などというように、始末書というのは、内容より “書く” ことが重要という側面があります。過失の内容や原因の説明よりも、自己反省を前面に出すことが必要です。

 

 

始末書の書き方/基本 (文例・例文)

 

△△商事株式会社
取締役社長 ○○ ○○殿
                               ○○ 年 月 日
                                営業一課
                                  山田太郎 印

 

                始末書

 

この度、私の不始末により会社に重大なご迷惑をおかけいたしました。深く反省しております。今後このようなことのないように十分注意することを誓い、本書を提出いたします。

 

 

始末書の書き方/自責の場合 (文例・例文)

 

△△商事株式会社
取締役社長 ○○ ○○殿
                                 ○○ 年 月 日
                                  営業一課
                                   ○○○○ 印

 

                始末書

 

このたびの○○株式会社との取引交渉に際しましては、私の不注意により面会時間を失念し、それに起因して交渉が不調に終わりました。私の至らなさから会社に多大な迷惑をかけ、深く反省しております。

 

○○株式会社には事情を説明いたし、まずはお許しをいただきました。今後はいっそうの誠意をもって交渉に臨み、成立に向けて精励する覚悟でおります。今回の件、心からお詫び申し上げるとともに、今後は決してこのような不始末を繰り返さないことを誓います。

 

始末書の書き方/管理責任の場合  (文例・例文)

 

代表取締役社長
○○ ○○ 殿

 

                                ○○ 年 月 日
                             営業部 ○○ ○○ 印

 

                始末書

 

平成○年○月○日に△△工場で発生いたしました機械損傷事故につきましてお詫び申し上げます。この事故により、生産が半日ストップし、損傷により会社に対して多大な損害を与える結果となりました。

 

本件は、作業工程チェックの不徹底から生まれた、単純な連絡ミスによるもので、特定の作業員に起因するものではございません。日ごろより工程管理には厳重に注意を払ってまいったつもりではございますが、このようなことになり、現場の監督責任を痛感しております。まことに申しわけございません。

 

今後は二度とこのような過ちを繰り返さぬよう、十分に注意してまいることを誓います。なお、今回の不始末については、何分のご処置をお願い申し上げます。

 

≪他の言い回し≫
この件は管理、監督不行き届きによるものと猛省しております。

 

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