入学祝い・入園祝いのお礼状/文例・例文
目上の人に対するお礼状でも、若い人が書く場合は、前文を省略してお礼のことばから書き出しても失礼にはなりません。むしろ、そのほうが新鮮な文面になるでしょう。
お礼のことばに続けて、成人の日を迎えた感想や、これからの抱負・夢などを述べ、最後は、今後の指導を願うことばで結ぶと、ていねいな印象を与えます。小学校の入学祝いをいただいた場合は、子ども自身もある程度の文字は書けるでしょうから、本人が書いたお礼状も同封するようにしましょう。
おばへ入学祝いのお礼状(文例/例文)
先日は心のこもったお便りと○○への入学祝い金をいただきまして、ありがとうございました。いつもながらの温かいお心遣いに、深く感謝しております。いただいたお金の使い道はまだ決まっておりませんが、何かと買いそろえなくてはならないものが多いので、有意義に使わせていただきます。○○も、やっと覚えた字でお礼の手紙を書きましたので同封いたします。
末筆ながら、おじ様にもよろしくお伝えください。とりあえず、心よりお礼申し上げます。
知人へ息子の大学入学祝いのお礼状(文例/例文)
拝啓 このところ寒い日が続きますが、お元気でお過ごしとのこと、何よりと存じます。先日は○○へ入学祝いをお贈りいただき、まことにありがとうございました。いろいろご心配をおかけしましたが、おかげさまで志望校に入ることができ、私どももほっとしているところです。本人は卒業旅行とか称して、高校の友達といっしょに北海道一周の旅に出ております。戻り次第お礼に伺わせる所存ですが、とりあえずお礼申し上げます。
時節がら、お体をおいといくださいますよう、お願いいたします。敬具
入園祝いへのお礼状(文例/例文)
大好きなキティちゃんのお弁当セットに、美紀子は大歓迎。これからの幼稚園生活に何よりの品で、あたたかいお気持ちが、しっかり伝わってまいりました。美紀子の親離れの第一歩、ほっとするやら寂しいやらのちょっと複雑な心境です。美紀子も私自身も、新しい環境でいいお友達ができるといいなと思っています。
ほんとうにありがとう。まずはお礼まで。
幼稚園や保育園は子どもにとって初めての社会生活。親自身の感慨も添えましょう。
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